夏が旬の岐阜の県魚【鮎(アユ)】! 岐阜と言えば鵜飼や観光やなが有名です
夏が旬の岐阜の県魚【鮎(アユ)】! 岐阜と言えば鵜飼や観光やなが有名です

今回は、これからの時期岐阜の中央卸売市場にもたくさん出回るようになる魚、【鮎(アユ)】について紹介します。
鮎(アユ)は【香魚】、【年魚】とも呼ばれ、川と海を回遊する回遊魚です。
鮎は【年魚】と言われる魚なので、寿命は約1年です。
ですので、最大でも25センチほどにしかなりません。
鮎は主に北海道南部から朝鮮半島、ベトナム北部など東アジア一帯に生息しています。
鮎は川魚の中でもクセがなく人気で、日本では代表的な川魚とされています。
鮎は【香魚】とも言われるように独特の芳香を持っていて、一般的に水質が良い河川の鮎(アユ)は【スイカの香り】がし、水質が落ちてくると【キュウリの香り】に変わる事も知られています。
鮎の産地として一般的に有名なのが、滋賀県【琵琶湖(びわこ)】産の鮎です。
琵琶湖といえば鮎の幼魚の産地としても有名で、琵琶湖産の鮎を入手して放流している河川も全国に沢山あるそうです。
鮎と言えば、私の住む岐阜県にある【長良川・鵜飼】が大変有名です。
そして、岐阜の観光と言えばなんといっても【観光やな】を忘れてはなりません。
【やな】とは、鮎のフルコースを食べる事の出来る、夏限定の川沿いに出るお店の事です。
ちなみに私の好きな【やな】は、岐阜県関市板取にある【おもだか】さんです。
板取川でとれる天然アユを使ったこだわりの鮎料理は、まさに絶品ですよ!
【鮎(アユ)の旬】
アユは資源保護のため、11~5月は禁漁(きんりょう)となっています。
旬は、禁漁明けの6~8月頃までで、特に7月の若鮎が骨も柔らかく美味しいです。
この時期の鮎は特に、【背越し】にして酢味噌を付けて食べると旨いです。
好みにもよりますが、産卵前のいわゆる【落ち鮎】=【子持ち鮎】も美味しいです。
ちなみに落ちアユの時期は9~10月です。
【調理法】
鮮度が良ければもちろんお刺身で!
背越しもこりこりの食感で美味です。
その他代表的な調理法は、塩焼き、雑炊、天ぷら、甘露煮、有馬煮、干物、薯蕷揚げ、けんちん揚げなどがあります。
珍味としては【うるか】=【内臓の塩辛】があります。
【子うるか】・・・卵巣をつかった塩辛
【身うるか】・・・身と内蔵をつかった塩辛
【鮎の語源】
・【あひ】が原語で、これが【あい】→【あいお】→【あいよ】→【あよ】→【アユ】に転訛したのだそうです。
・【あ】は愛称語、【ひ(い)】は魚名語尾=【愛らしく味佳き魚】と言う意味。
・鮎は神前に贄(にえ)として供え、占いに用いたそうで、それで餐(あえ)と呼んでいたそうです。それが時代と共に【あえ・あい】の発音に変化したともあります。
だから鮎は【魚へんに占う】で【鮎】なのですね!
【鮎の呼び名】
鮎の事を【アイ】呼ぶ地域も多いそうです。
ちなみに鮎は、時期により名前が変わります。
・身体に鱗がなく透明な身体の時期は【シラスアユ】
※琵琶湖の氷魚と呼ぶものも【シラスアユ】
・全身が黒鱗で覆われるようになったものを【稚アユ】
・産卵後の雌を色合いから【サビアユ(錆鮎)】
・産卵期の雌を色合いから【オチアユ(落ち鮎)】【フルセ(古背)】
・一年の寿命であるが年を越したのを【とまりあゆ(止鮎)】
まだまだこれからシーズンの鮎です!
皆さんも購入して家で調理したり、やなに行って食べてみましょう。
●ふぐ料理 【板前割烹 くに井】ホームページ!
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今回は、これからの時期岐阜の中央卸売市場にもたくさん出回るようになる魚、【鮎(アユ)】について紹介します。
鮎(アユ)は【香魚】、【年魚】とも呼ばれ、川と海を回遊する回遊魚です。
鮎は【年魚】と言われる魚なので、寿命は約1年です。
ですので、最大でも25センチほどにしかなりません。
鮎は主に北海道南部から朝鮮半島、ベトナム北部など東アジア一帯に生息しています。
鮎は川魚の中でもクセがなく人気で、日本では代表的な川魚とされています。
鮎は【香魚】とも言われるように独特の芳香を持っていて、一般的に水質が良い河川の鮎(アユ)は【スイカの香り】がし、水質が落ちてくると【キュウリの香り】に変わる事も知られています。
鮎の産地として一般的に有名なのが、滋賀県【琵琶湖(びわこ)】産の鮎です。
琵琶湖といえば鮎の幼魚の産地としても有名で、琵琶湖産の鮎を入手して放流している河川も全国に沢山あるそうです。
鮎と言えば、私の住む岐阜県にある【長良川・鵜飼】が大変有名です。
そして、岐阜の観光と言えばなんといっても【観光やな】を忘れてはなりません。
【やな】とは、鮎のフルコースを食べる事の出来る、夏限定の川沿いに出るお店の事です。
ちなみに私の好きな【やな】は、岐阜県関市板取にある【おもだか】さんです。
板取川でとれる天然アユを使ったこだわりの鮎料理は、まさに絶品ですよ!
【鮎(アユ)の旬】
アユは資源保護のため、11~5月は禁漁(きんりょう)となっています。
旬は、禁漁明けの6~8月頃までで、特に7月の若鮎が骨も柔らかく美味しいです。
この時期の鮎は特に、【背越し】にして酢味噌を付けて食べると旨いです。
好みにもよりますが、産卵前のいわゆる【落ち鮎】=【子持ち鮎】も美味しいです。
ちなみに落ちアユの時期は9~10月です。
【調理法】
鮮度が良ければもちろんお刺身で!
背越しもこりこりの食感で美味です。
その他代表的な調理法は、塩焼き、雑炊、天ぷら、甘露煮、有馬煮、干物、薯蕷揚げ、けんちん揚げなどがあります。
珍味としては【うるか】=【内臓の塩辛】があります。
【子うるか】・・・卵巣をつかった塩辛
【身うるか】・・・身と内蔵をつかった塩辛
【鮎の語源】
・【あひ】が原語で、これが【あい】→【あいお】→【あいよ】→【あよ】→【アユ】に転訛したのだそうです。
・【あ】は愛称語、【ひ(い)】は魚名語尾=【愛らしく味佳き魚】と言う意味。
・鮎は神前に贄(にえ)として供え、占いに用いたそうで、それで餐(あえ)と呼んでいたそうです。それが時代と共に【あえ・あい】の発音に変化したともあります。
だから鮎は【魚へんに占う】で【鮎】なのですね!
【鮎の呼び名】
鮎の事を【アイ】呼ぶ地域も多いそうです。
ちなみに鮎は、時期により名前が変わります。
・身体に鱗がなく透明な身体の時期は【シラスアユ】
※琵琶湖の氷魚と呼ぶものも【シラスアユ】
・全身が黒鱗で覆われるようになったものを【稚アユ】
・産卵後の雌を色合いから【サビアユ(錆鮎)】
・産卵期の雌を色合いから【オチアユ(落ち鮎)】【フルセ(古背)】
・一年の寿命であるが年を越したのを【とまりあゆ(止鮎)】
まだまだこれからシーズンの鮎です!
皆さんも購入して家で調理したり、やなに行って食べてみましょう。
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