おせち料理でおなじみの本格【イクラ醤油漬け】のレシピ！料亭のいくらの作り方

おせち料理でおなじみの本格【イクラ醤油漬け】のレシピ！料亭のいくらの作り方




今回は、宮城県産の筋子(すじこ)を使ったイクラの醤油漬けレシピを紹介します。

懐石料理屋でもおせち料理の一品として使用していた料理ですので、本格的な味付けのレシピになるかと思います。

鮮度の良い筋子が手に入ったときは、是非イクラの醤油漬けをチャレンジしてみてください。



＜材料＞
・筋子(すじこ)　２５０ｇ






＜調味料＞
・酒　１００ｍｌ
・味醂　１００ｍｌ
・薄口醤油　６５ｍｌ
・塩　小さじ１






＜作り方＞
１.まず、イクラを漬け込む合わせ調味料を作ります。
　酒１００ｍｌ・味醂１００ｍｌ・薄口醤油６５ｍｌを鍋に入れて火にかけます。





２.しっかりと沸騰させてアルコールを飛ばします。




３.合わせ調味料を冷水で冷ましているうちに、筋子をほぐす用のお湯を沸かします。

※温度は７０度くらいが最適です。




４.深めのボールに移しておいた筋子にお湯を流し込みます。


　　　　　　　　　　　　　　　　　↓





５.筋子の周りが白くなってきたら、周りのすじを取り除きます。

※お湯をかけることによって筋が縮み、筋子がほぐれやすくなります。
　お湯が熱い場合は、水を入れて温度を冷ましてもＯＫです。





６.細かい筋が残りますので、手早く３回程度水を換えてイクラの粒だけにします。


※【筋子】は筋が周りについている状態のものの事を言い、ほぐしたらそれを【イクラ】と呼びます。
　このイクラを更に醤油に漬け込むと、【イクラの醤油漬】けになります。

　　　　　＜１回目＞
　　　　　　　↓


　　　　　　　　　　　　　

　　　　　＜２回目＞
　　　　　　　↓




　　　　 ＜３回目＞
　　　　　　　↓





７.綺麗に汚れを取り除いたら、水を切っておきます。

　そこへ小さじ１程度の塩を全体に振り掛けます。
※この時イクラが白くなっていますが、この後真っ赤なイクラへと大変身しますのでご心配なく！





８.手でかき混ぜると、さっきまで白みがかっていた色が真っ赤な粒へと変身しました。





９.ザルに移し、イクラの周りについた水分をしっかりと取り除いておきます。





１０.冷ましておいた調味料と合わせてタッパーなどで保存しておけば、合わせ調味料をたっぷり含んでおいしい【イクラの醤油漬け】の完成です。







★今回はお湯を使って筋子をイクラへと変身させましたが、綺麗に洗ったテニスのラケットなどに通すともっと簡単に筋がとれて便利です。

家庭でもこのように作れば、安くておいしい【イクラの醤油漬け】ができます。

是非一度お試しください。



ちなみに今日は贅沢にイクラの軍艦寿司を作ってみました。



●上から、イクラ軍艦・焼きしいたけ・海老チーズバジル・トロタク巻・ネギトロ巻です。


●ふぐ料理 【板前割烹　くに井】ホームページ！

●國井農園ホームページ！

●くに井の大将ブログ

●ブログトップへ