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今が旬の食材【飯蛸】!京都ではもっぱらイイダコの桜煮が有名な調理法です

今が旬の食材【飯蛸】!京都ではもっぱらイイダコの桜煮が有名な調理法です

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今回は、春になると旬を迎える食材【飯蛸】について紹介します。

飯蛸は、マダコ科・マダコ属に分類されるタコの1種で、東アジアの浅海に生息する小型のタコのことを言います。


詳しくは、北海道南部以南の日本沿岸域から、朝鮮半島南部、黄海、および、中国の沿岸域に生息します。


春の飯蛸は、基本的に卵をたくさん持ったメス蛸を食用とします。

そのため飯蛸の名前の由来は、胴部(頭にみえる部位)にぎっしり詰まった卵が米飯のように見えることや、その卵の食感が飯粒のようであるからだとも言われています。


飯蛸の地方名としては【コモチダコ(子持ち蛸)】や【イシダコ】【カイダコ】などがるそうです。

体長は最大でも30cmほどで、タコとしては非常に小型です。


そんな飯蛸は、京都の料亭などで【飯蛸の桜煮】として丸ごと1本を煮つけにします。

春ならではの、卵がパンパンに張った飯蛸がとっても美味で人気です!


このように春の時期に子持ちのメスが活躍する飯蛸ですが、本当においしいのは夏で、さっと茹でてわさび醤油が最高です!


ちなみに【蛸】とは・・・足が多いから【多股(たこ)】の意味から来ているとも言われるみたいですよ。


ぜひ一度は食べてみたい食材です。



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ますみん♂

Author:ますみん♂
岐阜県産まれの専業農家でありながら、元魚屋(魚時)の31歳。

趣味は、旅と家庭菜園と料理であります。

2014年5月31日から飲食店を始めました!

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