和歌山県産 ケンケン鰹【しょらさん鰹】!高知県の初鰹に負けないくらい美味な鰹です
和歌山県産 ケンケン鰹【しょらさん鰹】!高知県の初鰹に負けないくらい美味な鰹です

今回は、初鰹の時期に出回る和歌山県産の【しょらさんケンケン鰹】について紹介します。
この鰹、モチモチした食感から別名【もち鰹】とも呼ばれています。
一般的には水揚げの多い高知県産のものを初鰹と言い、こちらもだいたい3月くらいから出荷されます。
皆さんご存知、高知の鰹と言えば【土佐の一本釣り】としても有名な鰹のことです。
【鰹の旬とは】
初鰹・・・3月頃から獲れ、初鰹の旬は4~5月頃を指します。その後どんどんと北上していきます。
戻り鰹・・・寒いところから戻ってくる鰹を戻り鰹と言い、南下を始める8~10月頃が旬。
寒気で冷やされた水は、海底の水と混ざり合ってプランクトンを浮き上がらせるため、9~10月に獲れる鰹は餌が豊富になって特においしくなると言われます。
【栄養】
主にビタミンB3・B12が豊富で、特にビタミンB12は、貧血予防に効果があるとされています。
それでは本題に戻ります。
今回は他のブランド鰹等がある中、あえて【和歌山県産のケンケン鰹】について紹介したいと思います。
まず、串本町が発祥とされるケンケン漁でとれたカツオの事を、【しょらさん鰹】と呼びます。
【しょらさん】とは、串本の言葉で【愛しい人】を意味します。
そして【ケンケン】とは、ケンケン漁法の事を言い、船を走らせながら疑似餌でトローリングさせながらカツオを釣り上げる一本釣りの事です。
【ケンケン】の名称には諸説ありますが、一般に知られているのは、漁法が伝わった【ハワイのカナカ語】であるという説。
水揚時にカツオが【水面をケンケン】をするように跳ねるのでと言う説。
また、【疑似餌に使った羽毛】が語源とする説があります。
そんな串本漁協は、例年1000トン前後のカツオを水揚げし、最盛期にはケンケン釣り船が町内外から約800隻集う関西一の基地で、カツオは売上げ全体の3~4割を占める主力魚種として水産業の核となっているそうです。
カツオの漁法としては他に巻網、一本釣があります。
巻網で獲ってしまうと、カツオ自身は常に時速60キロで泳いでいるので、突然ストップさせられた上、カツオ同士がギュウギュウ詰めになり、多大なストレスが掛かったまま死んでしまいます。
一本釣の場合は生きたまま水揚されますが、 釣上げた後甲板に叩きつけられてそのままバタバタして、身にストレスを抱えたまま死んでしまいます。
一方ケンケン漁では、一般の釣と同じように生きたまま水揚しますが、一本ずつ頭頂部を専用の器具や船の適当な部位で叩き、筋肉(身)が生きたままの状態でよく冷やした船倉に入れます。
よって【ケンケン鰹】は、身に全くストレスを感じないまま昇天するので、非常に良い身質が保たれると言うわけです。
仲買人によると【土佐の一本釣りなどと比較して鮮度、品質は抜群】との評価がされています。
一般の鰹はタタキで食べるが、串本は刺身が一番!
生姜醤油やからしで食べるとさらに旨みがアップしておいしいです。
ちなみに余談ですが、カツオはマグロと同様に、常に泳いでいないと死んでしまう魚です。
それはなぜかというと、口から新鮮な水を鰓に流し込まなければ窒息してしまうためなのです。
皆さんもスーパーなどで【ケンケン】の文字を見たら、迷わずご購入ください。
鰹のイメージがぐっと変わりますよ!
●ふぐ料理 【板前割烹 くに井】ホームページ!
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今回は、初鰹の時期に出回る和歌山県産の【しょらさんケンケン鰹】について紹介します。
この鰹、モチモチした食感から別名【もち鰹】とも呼ばれています。
一般的には水揚げの多い高知県産のものを初鰹と言い、こちらもだいたい3月くらいから出荷されます。
皆さんご存知、高知の鰹と言えば【土佐の一本釣り】としても有名な鰹のことです。
【鰹の旬とは】
初鰹・・・3月頃から獲れ、初鰹の旬は4~5月頃を指します。その後どんどんと北上していきます。
戻り鰹・・・寒いところから戻ってくる鰹を戻り鰹と言い、南下を始める8~10月頃が旬。
寒気で冷やされた水は、海底の水と混ざり合ってプランクトンを浮き上がらせるため、9~10月に獲れる鰹は餌が豊富になって特においしくなると言われます。
【栄養】
主にビタミンB3・B12が豊富で、特にビタミンB12は、貧血予防に効果があるとされています。
それでは本題に戻ります。
今回は他のブランド鰹等がある中、あえて【和歌山県産のケンケン鰹】について紹介したいと思います。
まず、串本町が発祥とされるケンケン漁でとれたカツオの事を、【しょらさん鰹】と呼びます。
【しょらさん】とは、串本の言葉で【愛しい人】を意味します。
そして【ケンケン】とは、ケンケン漁法の事を言い、船を走らせながら疑似餌でトローリングさせながらカツオを釣り上げる一本釣りの事です。
【ケンケン】の名称には諸説ありますが、一般に知られているのは、漁法が伝わった【ハワイのカナカ語】であるという説。
水揚時にカツオが【水面をケンケン】をするように跳ねるのでと言う説。
また、【疑似餌に使った羽毛】が語源とする説があります。
そんな串本漁協は、例年1000トン前後のカツオを水揚げし、最盛期にはケンケン釣り船が町内外から約800隻集う関西一の基地で、カツオは売上げ全体の3~4割を占める主力魚種として水産業の核となっているそうです。
カツオの漁法としては他に巻網、一本釣があります。
巻網で獲ってしまうと、カツオ自身は常に時速60キロで泳いでいるので、突然ストップさせられた上、カツオ同士がギュウギュウ詰めになり、多大なストレスが掛かったまま死んでしまいます。
一本釣の場合は生きたまま水揚されますが、 釣上げた後甲板に叩きつけられてそのままバタバタして、身にストレスを抱えたまま死んでしまいます。
一方ケンケン漁では、一般の釣と同じように生きたまま水揚しますが、一本ずつ頭頂部を専用の器具や船の適当な部位で叩き、筋肉(身)が生きたままの状態でよく冷やした船倉に入れます。
よって【ケンケン鰹】は、身に全くストレスを感じないまま昇天するので、非常に良い身質が保たれると言うわけです。
仲買人によると【土佐の一本釣りなどと比較して鮮度、品質は抜群】との評価がされています。
一般の鰹はタタキで食べるが、串本は刺身が一番!
生姜醤油やからしで食べるとさらに旨みがアップしておいしいです。
ちなみに余談ですが、カツオはマグロと同様に、常に泳いでいないと死んでしまう魚です。
それはなぜかというと、口から新鮮な水を鰓に流し込まなければ窒息してしまうためなのです。
皆さんもスーパーなどで【ケンケン】の文字を見たら、迷わずご購入ください。
鰹のイメージがぐっと変わりますよ!
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