【魚の豆知識】!おめでたい魚(魚介類)の種類 ランキング7!
【魚の豆知識】!おめでたい魚(魚介類)の種類 ランキング7!

今回は特別企画!
市場で扱う、めでたい魚ランキング7!です。
ネットサーフィンと魚図鑑を読みながら調べましたので、多少は役に立つ内容かとは思います。
さて、それでは本題へ・・・
みなさん既に【1位】はご存知のようですので、最初に1位を発表しちゃいます。
第1位は【鯛】です。

名前の通り【めでたい】の鯛!腐っても鯛!
有名なキャッチフレーズで、栄えある第1位を獲得いたしました。
・・・
最初に大事な1位をばらしてしまったので、気を取り直して第7位から始めていきます。
ここからが勉強になります。
それでは・・・
第7位。
鰆(さわら)

こちらの魚は文字通り、春が旬のお魚。
地域差はありますが、関西では春のサワラを好み、関東では冬のサワラを好みます。
そしてこの魚は【出世魚】と言われ、大きさによって名前が変わってきます。
●関東・・・サゴチ→サワラ
●関西・・・サゴシ→ヤナギ→サワラ
関東で言えば、50cmまでを狭腰(サゴシ)、50cm以上を狭腹(サワラ)と言います。
出世魚の中でも比較的マイナーなので今回は7位という結果となりました。
第6位
鱸(すずき)

こちらの魚の由来は、ススミ説(出世魚で出世に進むことに由来するとの説)にちなんでスズキとも言うそうです。
由来の通りこの魚も【出世魚】で、大きさによって名前が変わってきます。
●関東・・・コッパ→セイゴ→フッコ→スズキ
●関西・・・セイゴ→コッパ→スズキ
●東海・・・セイゴ→マダカ→スズキ
関東でいえば、15㎝以下をコッパ、15㎝以上をセイゴ、35㎝前後をフッコ、60㎝以上をスズキと言います。
スズキは何となくお節料理でも使う機会が少ない出世魚なので、今回は6位止まりとなりました。
第5位
鰤(ぶり)

こちらの魚は文字通り師走においしいお魚なので12月が旬。
富山県の氷見で採れるブリが日本一だと言われています。
そしてこの魚も【出世魚】と言われ、大きさによって名前が変わってきます。
●関東・・・モジャコ(稚魚)→ワカシ(35cm以下)→イナダ(35-60cm)→ワラサ(60-80cm)→ブリ(80cm以上)
●関西・・・モジャコ(稚魚)→ワカナ→ツバス・ヤズ→ハマチ→メジロ→ブリ
●関東・・・モジャコ(稚魚)→ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ
関東で言えば、稚魚をモジャコ、35cm以下をワカシ、35~60cmをイナダ、60~80cmをワラサ、80c以上をブリと言います。
出世の段階がスズキより多いので、1ランクUPの5位となりました。
第4位
鮑(あわび)

鮑は皆さんも知っている高級食材で、何となく縁起物だと薄々感じている方もいるのではないでしょうか?
鮑は片方しか貝殻がなく、貝同士が【合わぬ身】という文字が変化して【あわび】と呼ぶ説もあります。
【熨斗鮑】
鮑は元々高級食材として知られていて、11世紀頃朝廷への献上物として送られていました。
その頃の発達していない交通事情などを考えて、鮑が長期保存できるように考えられたのが【干し鮑】でした。
干し鮑は固く、食べる時に伸ばして食べていたそうなので、伸ばし鮑【のし鮑】と呼ぶようになったみたいです。
伸びるということから、【長寿】【発展】【永続】などの祝意と重なったそうです。
よって鮑を4位としました。
第3位
伊勢海老(いせえび)

伊勢海老は【伊勢湾】でとれる有名なエビです。
磯の近くで大量にとれることから、別名【磯エビ】とも呼ばれるそうです。
昔、京都の朝廷への献上物であった伊勢湾の海老が大変好評だったため、それを伊勢海老と命名されたとも聞きます。
伊勢海老と言えば見た目が強そうでかっこいいですよね!
その姿形が、昔の武将のようで【威勢が良い】との意味から【伊勢海老】と呼ぶ説もあります。
縁起物の意味としては、腰の曲がった姿からお節料理の定番で【長寿】の意味があります。
日本人の大好きな海老ですので、堂々の第3位を獲得いたしました。
残るはひとつ!
意外なものが2位です。
第2位
鯉(こい)
なんと室町時代まで慶事のお祝いNo.1だったお魚が、時代を超えて2位へとダウンしてしまいました。
やはり時代の流れにはかないませんよね。
しかしながらお祝い魚である【鯉】!
様々な意味を持ったお魚だという事だけでも覚えて帰ってください。
鯉は文字通り【恋】こいとも読めます。
男女相思相愛。恋愛の象徴とも言われ、【恋して離れない】という意味を持ちます。
この【恋】の意味はその他にも、恋するほどに美味しい魚という意味もあるそうです。
実際に、さばきたての【鯉の洗い】は、臭みが全くなくとても美味しいです!
そして鯉と言えば【鯉のぼり】。
男の子の為のお祝い行事でもある【端午の節句】の必需品です。
この【鯉のぼり】は、男の子の出世を表しています。
鯉は、【滝登りの鯉】!と言われるほど勢いのある魚で、どんな障害も乗り越える。という意味を持っているのだそうです。
もう一つ有名なのが、金運アップでお馴染みの【滝登り鯉の掛け軸】です。
この掛け軸は、商売繁盛の意味を持ち、プレゼントとして喜ばれる人気商品だそうです。
これから商売を始める人は、覚えておくと良い豆知識になりますよ。
このように、魚には様々な意味合いがあります。
みなさんせっかく食材豊富な日本に生まれたのですから、食材についてもっと興味を持つと面白いのではないでしょうか。
●ふぐ料理 【板前割烹 くに井】ホームページ!
●國井農園ホームページ!
●くに井の大将ブログ
●ブログトップへ

今回は特別企画!
市場で扱う、めでたい魚ランキング7!です。
ネットサーフィンと魚図鑑を読みながら調べましたので、多少は役に立つ内容かとは思います。
さて、それでは本題へ・・・
みなさん既に【1位】はご存知のようですので、最初に1位を発表しちゃいます。
第1位は【鯛】です。

名前の通り【めでたい】の鯛!腐っても鯛!
有名なキャッチフレーズで、栄えある第1位を獲得いたしました。
・・・
最初に大事な1位をばらしてしまったので、気を取り直して第7位から始めていきます。
ここからが勉強になります。
それでは・・・
第7位。
鰆(さわら)

こちらの魚は文字通り、春が旬のお魚。
地域差はありますが、関西では春のサワラを好み、関東では冬のサワラを好みます。
そしてこの魚は【出世魚】と言われ、大きさによって名前が変わってきます。
●関東・・・サゴチ→サワラ
●関西・・・サゴシ→ヤナギ→サワラ
関東で言えば、50cmまでを狭腰(サゴシ)、50cm以上を狭腹(サワラ)と言います。
出世魚の中でも比較的マイナーなので今回は7位という結果となりました。
第6位
鱸(すずき)

こちらの魚の由来は、ススミ説(出世魚で出世に進むことに由来するとの説)にちなんでスズキとも言うそうです。
由来の通りこの魚も【出世魚】で、大きさによって名前が変わってきます。
●関東・・・コッパ→セイゴ→フッコ→スズキ
●関西・・・セイゴ→コッパ→スズキ
●東海・・・セイゴ→マダカ→スズキ
関東でいえば、15㎝以下をコッパ、15㎝以上をセイゴ、35㎝前後をフッコ、60㎝以上をスズキと言います。
スズキは何となくお節料理でも使う機会が少ない出世魚なので、今回は6位止まりとなりました。
第5位
鰤(ぶり)

こちらの魚は文字通り師走においしいお魚なので12月が旬。
富山県の氷見で採れるブリが日本一だと言われています。
そしてこの魚も【出世魚】と言われ、大きさによって名前が変わってきます。
●関東・・・モジャコ(稚魚)→ワカシ(35cm以下)→イナダ(35-60cm)→ワラサ(60-80cm)→ブリ(80cm以上)
●関西・・・モジャコ(稚魚)→ワカナ→ツバス・ヤズ→ハマチ→メジロ→ブリ
●関東・・・モジャコ(稚魚)→ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ
関東で言えば、稚魚をモジャコ、35cm以下をワカシ、35~60cmをイナダ、60~80cmをワラサ、80c以上をブリと言います。
出世の段階がスズキより多いので、1ランクUPの5位となりました。
第4位
鮑(あわび)

鮑は皆さんも知っている高級食材で、何となく縁起物だと薄々感じている方もいるのではないでしょうか?
鮑は片方しか貝殻がなく、貝同士が【合わぬ身】という文字が変化して【あわび】と呼ぶ説もあります。
【熨斗鮑】
鮑は元々高級食材として知られていて、11世紀頃朝廷への献上物として送られていました。
その頃の発達していない交通事情などを考えて、鮑が長期保存できるように考えられたのが【干し鮑】でした。
干し鮑は固く、食べる時に伸ばして食べていたそうなので、伸ばし鮑【のし鮑】と呼ぶようになったみたいです。
伸びるということから、【長寿】【発展】【永続】などの祝意と重なったそうです。
よって鮑を4位としました。
第3位
伊勢海老(いせえび)

伊勢海老は【伊勢湾】でとれる有名なエビです。
磯の近くで大量にとれることから、別名【磯エビ】とも呼ばれるそうです。
昔、京都の朝廷への献上物であった伊勢湾の海老が大変好評だったため、それを伊勢海老と命名されたとも聞きます。
伊勢海老と言えば見た目が強そうでかっこいいですよね!
その姿形が、昔の武将のようで【威勢が良い】との意味から【伊勢海老】と呼ぶ説もあります。
縁起物の意味としては、腰の曲がった姿からお節料理の定番で【長寿】の意味があります。
日本人の大好きな海老ですので、堂々の第3位を獲得いたしました。
残るはひとつ!
意外なものが2位です。
第2位
鯉(こい)
なんと室町時代まで慶事のお祝いNo.1だったお魚が、時代を超えて2位へとダウンしてしまいました。
やはり時代の流れにはかないませんよね。
しかしながらお祝い魚である【鯉】!
様々な意味を持ったお魚だという事だけでも覚えて帰ってください。
鯉は文字通り【恋】こいとも読めます。
男女相思相愛。恋愛の象徴とも言われ、【恋して離れない】という意味を持ちます。
この【恋】の意味はその他にも、恋するほどに美味しい魚という意味もあるそうです。
実際に、さばきたての【鯉の洗い】は、臭みが全くなくとても美味しいです!
そして鯉と言えば【鯉のぼり】。
男の子の為のお祝い行事でもある【端午の節句】の必需品です。
この【鯉のぼり】は、男の子の出世を表しています。
鯉は、【滝登りの鯉】!と言われるほど勢いのある魚で、どんな障害も乗り越える。という意味を持っているのだそうです。
もう一つ有名なのが、金運アップでお馴染みの【滝登り鯉の掛け軸】です。
この掛け軸は、商売繁盛の意味を持ち、プレゼントとして喜ばれる人気商品だそうです。
これから商売を始める人は、覚えておくと良い豆知識になりますよ。
このように、魚には様々な意味合いがあります。
みなさんせっかく食材豊富な日本に生まれたのですから、食材についてもっと興味を持つと面白いのではないでしょうか。
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