8月が旬の魚【鰯】! 安価で健康にも万能なマイワシの調理法や栄養素とは!?
8月が旬の魚【鰯】! 安価で健康にも万能なマイワシの調理法や栄養素とは!?

イワシはふるくより日本人には馴染みのあるお魚です。
その種類は日本近海では【マイワシ】【ウルメイワシ】【カタクチイワシ】の3種がおり、沖縄を除く日本海沿岸やオホーツク海、朝鮮半島や台湾などに分布しています。
日本では大量に取れたこともあり、肥料の干し滓になったり、ダシのニボシやしらすなどとして食べられています。
又、古くから節分の折には柊と一緒に刺して飾られたり、紫式部が好物ではあったが、旦那にみつかって卑しい魚を食べていると怒られたという話もあり、蔑まれながらもその美味しさで古くより親しまれた魚といえます。
イワシの語源については紫式部の話のように【卑しい】魚であるとか、【弱し】ともいわれ、陸にあげられるとすぐ死んでしまう事や他の魚の餌になってしまうことから、魚編に弱いと書かれるようになります。
水揚げが多い土地ベスト3は、1位が千葉県、2位が茨城県、3位が三重県で、この3県で全体のシェアの約3分の1以上を占めています。
日本一の水揚げ量を誇るのは、銚子港。
千葉のイワシは、梅雨前から旬と言われているので、【入梅イワシ】とも呼ばれています。
漁法はキンチャク網やまき網、定置網といった漁法が主なものです。
日本では大量に取れた事もあって、その身は肥料としても使われていましたが、2008年にはその数が激減し一時期その値段が高騰、近年では漁獲量に波が見られるようになってきました。
代表的マイワシですが、日本海では平五鰯(ヒラゴイワシ)、京都では金樽や金太郎、関東では体側にある斑点からナナツ星などとも呼ばれ、その他にもオイワシやギンムシ、ネコモリ、ヒラレ、ヤシなど地方での呼び名も多く見られます。
又、余り知られていませんが出世魚でもあり、8cmまでをタツクチ、12cmまでをコバイワシ(小羽鰯)、コチュウバ・チュウバ・ニタリイワシと続き、20cm以上をオオバイワシとも呼びます。
イワシの選び方は、丸みを帯びたぬめり感のあるものが脂が乗っていて美味しいとされますが、その身は柔らかく内蔵が飛び出しやすい魚でもあります。
新鮮なイワシの見分け方は、目が黒くて澄んでいるもの、身がしっかりとしているものが、新鮮なイワシです。
目元から口にかけて赤みが出ていたら、鮮度が落ちている証ですので、そのようなものは避けましょう。
イワシの旬は8月頃で、食べ方としては塩焼きや生姜煮、天ぷらなどがありますが、旬の頃の刺し身は7度洗えば鯛の味と言われるほど美味いとされます。
その他にも千葉県の南部では、大葉や生姜味噌などを混ぜて細かく叩いたナメロウ、ぶつ切りや三枚おろしにしてすき焼き風の煎り焼き、石川県の金沢では塩ゆでしたイワシを炒りつけ大根おろしや醤油で食べる塩煎り、福岡ではちり鍋といったものが見られます。
又、洋食としてはオイルサーディンにしたりカルパッチョなどがあります。
時折値段の幅があるとしても、比較的通年安価で見られる魚です。
イワシの栄養価ですが、ビタミンB2・B6・D・Eが豊富で、又、中性脂肪を下げたり動脈硬化を予防するというEPAやDHAといった魚脂成分が多い魚です。
イワシは、昔から【食べてよし、健康によし、薬によし】と言われてきた魚です。
コレステロールを下げたり、血栓症の予防にも効果があります。
肌や視力の衰えや体力の低下を防ぐ効果もあると言われています。
その他、血圧を正常に保つタウリン、人体の細胞分裂を助ける核酸、病気への抵抗力を高めるカルシウム、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、若々しさを保つビタミンEも豊富に含んでいます。
小骨が多くてさばくのは手間がかかりますが、イワシは安くて美味しく健康に良い代表的な魚であると言えます。
ですので、皆さんも今が旬のイワシをたくさん食べましょう。
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イワシはふるくより日本人には馴染みのあるお魚です。
その種類は日本近海では【マイワシ】【ウルメイワシ】【カタクチイワシ】の3種がおり、沖縄を除く日本海沿岸やオホーツク海、朝鮮半島や台湾などに分布しています。
日本では大量に取れたこともあり、肥料の干し滓になったり、ダシのニボシやしらすなどとして食べられています。
又、古くから節分の折には柊と一緒に刺して飾られたり、紫式部が好物ではあったが、旦那にみつかって卑しい魚を食べていると怒られたという話もあり、蔑まれながらもその美味しさで古くより親しまれた魚といえます。
イワシの語源については紫式部の話のように【卑しい】魚であるとか、【弱し】ともいわれ、陸にあげられるとすぐ死んでしまう事や他の魚の餌になってしまうことから、魚編に弱いと書かれるようになります。
水揚げが多い土地ベスト3は、1位が千葉県、2位が茨城県、3位が三重県で、この3県で全体のシェアの約3分の1以上を占めています。
日本一の水揚げ量を誇るのは、銚子港。
千葉のイワシは、梅雨前から旬と言われているので、【入梅イワシ】とも呼ばれています。
漁法はキンチャク網やまき網、定置網といった漁法が主なものです。
日本では大量に取れた事もあって、その身は肥料としても使われていましたが、2008年にはその数が激減し一時期その値段が高騰、近年では漁獲量に波が見られるようになってきました。
代表的マイワシですが、日本海では平五鰯(ヒラゴイワシ)、京都では金樽や金太郎、関東では体側にある斑点からナナツ星などとも呼ばれ、その他にもオイワシやギンムシ、ネコモリ、ヒラレ、ヤシなど地方での呼び名も多く見られます。
又、余り知られていませんが出世魚でもあり、8cmまでをタツクチ、12cmまでをコバイワシ(小羽鰯)、コチュウバ・チュウバ・ニタリイワシと続き、20cm以上をオオバイワシとも呼びます。
イワシの選び方は、丸みを帯びたぬめり感のあるものが脂が乗っていて美味しいとされますが、その身は柔らかく内蔵が飛び出しやすい魚でもあります。
新鮮なイワシの見分け方は、目が黒くて澄んでいるもの、身がしっかりとしているものが、新鮮なイワシです。
目元から口にかけて赤みが出ていたら、鮮度が落ちている証ですので、そのようなものは避けましょう。
イワシの旬は8月頃で、食べ方としては塩焼きや生姜煮、天ぷらなどがありますが、旬の頃の刺し身は7度洗えば鯛の味と言われるほど美味いとされます。
その他にも千葉県の南部では、大葉や生姜味噌などを混ぜて細かく叩いたナメロウ、ぶつ切りや三枚おろしにしてすき焼き風の煎り焼き、石川県の金沢では塩ゆでしたイワシを炒りつけ大根おろしや醤油で食べる塩煎り、福岡ではちり鍋といったものが見られます。
又、洋食としてはオイルサーディンにしたりカルパッチョなどがあります。
時折値段の幅があるとしても、比較的通年安価で見られる魚です。
イワシの栄養価ですが、ビタミンB2・B6・D・Eが豊富で、又、中性脂肪を下げたり動脈硬化を予防するというEPAやDHAといった魚脂成分が多い魚です。
イワシは、昔から【食べてよし、健康によし、薬によし】と言われてきた魚です。
コレステロールを下げたり、血栓症の予防にも効果があります。
肌や視力の衰えや体力の低下を防ぐ効果もあると言われています。
その他、血圧を正常に保つタウリン、人体の細胞分裂を助ける核酸、病気への抵抗力を高めるカルシウム、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、若々しさを保つビタミンEも豊富に含んでいます。
小骨が多くてさばくのは手間がかかりますが、イワシは安くて美味しく健康に良い代表的な魚であると言えます。
ですので、皆さんも今が旬のイワシをたくさん食べましょう。
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